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このような疑問におこたえします。
結論からお伝えすると「サイト設計をせずに運営しているブログ」と「サイト設計を行った上で運営しているブログ」では、後者の方が早く収益化できます。
とはいえ、はじめから完璧にサイト設計を行うのはむずかしいため、まずは「今後のブログ運営の全体的なイメージを知っておく」というイメージで読み進めていただけると幸いです。
それではくわしく解説します。
サイト設計とは?
「サイト設計」とは、ブログ全体の完成形を組み立てることです。
ブログは以下の内容をあらかじめ想定することで、方向性をハッキリさせることができる+大きなメリットがあります。
- ブログのテーマ設定
- カテゴリー設定
- 紹介する商品(サービス)を決める
- 必要な記事を想定する
- 内部リンクの導線を想定する
ブログのサイト設計をする4つのメリット
サイト設計を行うメリットは、次の4つです。
- 読者が悩みを解決しやすくなる
- 書くべき記事が分かりやすくなる
- 商品(サービス)の購入率がUPする
- ブログの滞在時間が伸びやすくなる
それぞれ解説します。
① 読者が悩みを解決しやすくなる
サイト設計によって得られるメリットの1つ目は「読者が悩みを解決しやすくなること」です。
基本的に、ブログの訪問者は悩みや疑問を解決する情報を探しています。
しかし、大きな悩み・深い悩みを持つ人にとっては、1つの記事だけでは問題を解決できないことがあります。
そのような場合、関連性が高い記事を内部リンクとして設置し、総合的・網羅的に有益な情報を提供しましょう。
読者の問題解決に役立つ記事を内部リンクで紹介することにより、悩みの解消はもちろん、SEO対策としての評価もUPできます。
② 書くべき記事が分かりやすくなる
続いてのメリットは「次に書くべき記事が分かりやすくなる」です。
ブログのサイト設計を行うことで、以下のように次に書く記事を把握しやすくなります。
- 最初に「ブログの始め方」カテゴリーで10記事書く
- 次に「ブログの書き方」カテゴリーで10記事書く
- その次は…
PCの前で「今日は何の記事を書こうかな?」と悩む時間が省けるため、ブログを効率的に育てるのにも最適です。
③ 商品(サービス)の購入率がUPする
サイト設計によるメリットの3つ目は「商品(サービス)の購入率がUPする」です。
ブログ全体のサイト設計をしておくと「アフィリエイト商品購入への導線」をイメージしやすくなります。
具体的な流れは以下です。
- メインテーマを決める
- ターゲットにあう商品が決まる
- 商品紹介に必要な記事が分かる
- キラーページにつなげる集客記事も明確になる
ブログで収益化を狙うには、記事を書いてから紹介商品を探すのではなく、商品ありきでブログ記事を書いていく戦略が重要です。
はじめから「ゴール(収益化)」を意識して記事を書き進めることができるため、アフィリエイトのコンバージョン率向上のためにも、サイト設計は役立ちます。
④ ブログの滞在時間が伸びやすくなる
最後にご紹介するメリットは「ブログの滞在時間が伸びやすくなる」です。
ブログ記事同士につながりがあると、ブログの滞在時間が伸びやすくなります。
特に、ブログの「滞在時間」はSEO評価において大事なポイントです。
1 つの記事で離脱させてしまうのでなく、2つ、3つと別記事も読み進めてもらえることが大切です。
具体的には、以下の2つであれば後者の方がSEO評価が高くなります。
- 1つの記事を1分ほど読んで離脱
- 3つの記事を読み進めて合計10分滞在
サイト設計をして「総力戦」で読者の悩みを解決することを覚えておきましょう。
サイト設計の手順(5STEP)
サイト設計は、以下の手順で行います。
- ブログテーマを決める
- ブログのゴール(商品・サービス)を決める
- 必要な記事をリストアップする
- 記事設計する
- マインドマップなどで視覚化する
1つずつ解説します。
STEP① ブログテーマを決める
まずは、ブログで発信する「メインテーマ」を決めましょう。
- どのような人に向けて
- どのような価値を提供するか
ブログのテーマはブログ運営の「コンセプト」となり、非常に重要です。
例えば当ブログは「ブログ初心者やWebライター初心者の収益化を応援する」というメインテーマのもとで運営しています。
テーマの軸がブレることなく一貫していれば、読者にとっても運営者にとっても価値が高いブログとなります。
明確なテーマがなければ「よくわからないブログ」になってしまうため、記事を書く前にしっかり固めましょう。
「テーマ」を決めるコツ
テーマを決める際は、以下のポイントを意識しましょう。
- ターゲットを絞り込む稼げる
- ジャンル&自分の経験が活かせること
例えば、テーマが「副業で副収入を得たい人を応援する」だと、ターゲットが広すぎる可能性があります。
読者が迷子になりやすく、検索エンジンに対しても「専門性」を評価されにくくなります。
また、ブログの収益化を目指すには「稼げる&自分の経験が活かせるジャンル」を考慮すべきです。
報酬の単価が1,000円以上のアフィリエイト案件が多いジャンルで、かつ自分の強みが活かせるジャンルを選びましょう。
カテゴリーは3~4個までがおすすめ
ブログ全体のカテゴリーは3~4個ほどに絞れるとベストです。
例えば、下記のような明確で簡潔なカテゴリー分けができていると、各カテゴリーの中に数十記事を投入できます。
- ブログの始め方
- ブログの書き方
- ブログの稼ぎ方
同じようなテーマで記事を積み上げることで、読者は悩みを解決しやすくなり、Googleは専門性を評価しやすくなります。
もちろん、運営していく上でカテゴリーが増えることはありますが、最初からカテゴリーをたくさん作ってしまうと、ブログに一貫性がなくなる+各カテゴリーを充実させることがむずかしくなります。
できる限りブログの内容を分散させず、テーマを固めましょう。
STEP② ブログのゴール(商品・サービス)を決める
続いて、ブログのゴールを決めます。
ブログの収益化のゴールとは「どのようにして収益化するか?」を決めるということです。
ブログを収益化する方法は主に次の4つで、最適なものを選び、ゴールから逆算してサイト設計を進める方法がおすすめです。
- アフィリエイト商品を紹介して稼ぐ
- Googleアドセンス広告で稼ぐ
- オリジナル商品を販売する
- スポンサーからの純広告で稼ぐ
なお、ゴール選びに迷う場合は以下をヒントにして考えてみましょう。
- ブログのコンセプト達成のための必需品
- 自分が利用した商品やサービス
特に「必需品」は成約につながりやすく、積極的に取り入れたいポイントになります。(たとえばブログを収益化するための PC・レンタルサーバー・ASPなどが必需品に該当します。)
また、過去に読んだブログの参考書や情報商材などもゴールの1つになるかと思います。
STEP③ 必要な記事をリストアップする
メインテーマが決まり、売るべき商品が見えてきたら、下記のような記事ネタをリストアップしましょう。
- 過去に自分が持っていた悩み
- 問題解決の次に気になる疑問点
ターゲットの立場に立ち、どのような記事があれば助かるかを徹底的に想定します。
初心者には少しハードルが高い作業ですが、ブログのサイト設計においては避けて通れないポイントです。
機械的にキーワード選定をするのではなく、読者に寄り添って考えることが重要です。
ツールを使って深堀りしよう
自分でリストアップした記事だけでは抜け落ちが出るため、以下のツールを活用し、より深く記事ネタをリストアップしてみましょう。
ラッコキーワードは、指定したキーワードの「関連ワード」を網羅的に表示してくれるサイトです。
例えば「ブログ」と入力すると「ブログ 始め方」「ブログ 稼ぎ方」など、実際に検索されている関連ワードがたくさん表示されます。
さらに絞りたい場合は「ブログ 始め方」と入力すれば、3語の複合キーワードも抽出できます。
また「ヤフー知恵袋」で検索すると、メインテーマに関するリアルな悩みや疑問を知ることができます。
どちらのツールも無料で利用できるため、サイト設計の補助ツールとして活用してみましょう。
STEP④ 記事設計する
必要な記事をリストアップした後は、それらの「役割分担」と「つながり」を設計しましょう。
ブログにおける「役割」は「キラーページ」と「集客記事」の2つです。
1)記事は「キラーページ」と「集客ページ」に分ける
ブログは主に以下の2つに分けて記事を書きます。
- キラーページ:商品購入につながる記事
- 集客ページ:アクセスを獲得する記事
例えば「おすすめのウォーターサーバー5選」などの記事はキラーページに、「忙しい朝の時短方法」などの記事は集客ページにあたります。
ブログを収益化する流れは、ほぼ例外なく「集客ページ → キラーページ」という導線ができています。
役割分担を意識しながら記事設計を行いましょう。
2)「キラーページ」だけでは機能しない
ここで、ふと「商品紹介をするキラーページばかり書けばいいのでは?」と感じた方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、キラーページだけで稼ぐことはむずかしく、集客ページを欠かすことはできません。
理由は、収益化できる記事=ライバルが多いから です。
先ほどの例でいうと「おすすめのウォーターサーバー5選」などの記事は収益化しやすいため、ネット上に数えきれないほど情報公開されています。
特に、専門サイト・企業サイト・公式サイトが記事を公開しているため、個人ブログで戦うことはむずかしいでしょう。
さらに検索エンジンで上位表示を狙うことはむずかしく、アクセスを増やすことさえ困難になります。
そのため、ライバルが少ないニッチな集客ページにアクセスを集め、「集客ページ → キラーページ」という導線を作ることで、キラーページへ読者を導くことができるようになります。
STEP⑤ マインドマップなどで視覚化する
ブログのサイト設計の仕上げとして、サイトの構造を視覚化しましょう。
頭の中だけで考えると混乱をまねくため、下記を活用し、バランスを整えましょう。
- エクセル
- 手書きのメモ
- マインドマップ
なかでも「マインドマップ」はおすすめです。
「MindMeister」などのマインドマップを活用することで「メインテーマ → カテゴリー → キラーページ → 集客ページ」という流れが見えやすくなります。
「Aのカテゴリーは50本ほど記事があるのに対し、Bのカテゴリーは10本しかない」という記事の偏りも見えてきます。
内部リンクのつながりがなく孤立している記事も発見でき、書く優先順位をつけることもできるため、ブログ運営上も役に立ちます。
ムダなく効率的に稼ぐブログは、骨格がしっかりしているのですね。
サイト設計に迷ってもOK!
ここまでサイト設計の手順をご紹介しましたが、正直なところブログ初心者がはじめから完璧にサイト設計することはむずかしいです。
ブログのサイト設計は「迷ってもOK!完璧でなくても大丈夫!」です。
ほとんどの場合、下記のような取捨選択が起こりますし、初期で見落としていた新しいカテゴリーが追加されることもあります。
- Aジャンルのアクセスが多いため、強化しよう
- Bジャンルの方が収益化しやすそうだ。(追加しよう)
ブログ運営上、試行錯誤しながら柔軟に対応していくことはとても大事です。
ただし「サイト設計したうえで柔軟に運営する」ことと「サイト設計なしで行き当たりばったりに運営する」ことは全く異なります。
メインテーマやターゲットがブレてしまい「価値が低いブログ」ができることもあるため、完璧でなくてもOKなので、ブログのサイト設計に挑戦してみましょう。
まとめ:最初から完璧なサイト設計はむずかしいが、得られるメリットは大きい
今回は、ブログのサイト設計について解説しました。
サイト設計ができると、読者・検索エンジン・運営者本人の3方向にメリットがあります。
- 収益化までの導線が見える
- 書くべき記事が視覚化できる
- 専門性が高まりSEO対策になる
- ゴールが明確になり、迷わない
- 読者の悩みを網羅的に解決できる
これらの効果を考えると、ブログ運営においてサイト設計は挑戦する価値があります。
「はやく記事を書きたい」という気持ちはわかりますが、ライバルとの差別化をはかるためにもブログ設計に取り組み、「ブレない軸」を作りましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。