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いきなり記事を書くのは、なぜダメなのでしょうか?
このような疑問におこたえします。
当ページで分かること
- ブログの「構成案」とは
- 構成案を作る理由
- 構成案の作り方
- 構成案を作るときのコツ
ブログの構成案を作成してから記事を書くことで「読者の悩みを解決し、満足してもらえる(質の高い)記事」が書けるようになります。
また、質の高い記事はGoogleにも評価されるため、正直、構成案を作ってから記事を書く方法こそ「ブログのアクセスを伸ばす最大の近道」といっても過言ではありません。
なかなかアクセスが伸びず収益化にも困っている方こそ、まずはブログの「構成案作り」を定着させましょう。
「最大の近道」だと断言するのもうなずけるかと思いますので、少しの間お付き合いください。
ブログの「構成案」とは?
ブログの構成案とは、記事を書く前準備としてエクセルやワード、メモ帳などを使って作成します。(例:下記参照)
構成案はオリジナルで作成しても構いませんが、すでにブログで大きくアクセスを集めているブロガーの構成案を基に作ると失敗しにくいです。
構成案を作る2つの理由
ブログで構成案を作る理由は、下記の2つです。
- 自分:ゴールまで迷わずに書き終えるため
- 読者:悩みを解決し、満足してもらうため
順に解説します。
理由① ゴールまで迷わずに書き終えるため
ブログ記事を書く際、読者に「○○になってほしい」「○○してほしい」という思い(ゴール)があるかと思います。
例えば「脱毛クリーム おすすめ」というキーワードを狙って記事を書く場合「おすすめの脱毛クリームを使って、キレイになってほしい」というのがゴールです。
ブログの構成案は、上記のような「ゴール」の達成に向けて迷わずに記事を書くために作るものです。
- 誰に向けた記事か?
- 何が言いたいか?
などが曖昧になり、最終的に「分かりにくいブログ」になることが多いです。
書いた記事が「質の低いコンテンツ」といった評価を受けないよう、ゴールまでの道しるべをしっかり形にしましょう。
理由② 読者の悩みを解決し、満足してもらうため
構成案を作成してから記事を書くことで、ブログにおいて最も重要な「読者の問題の解決」ができるようになります。
Googleにキーワードを入力して検索するユーザーは、何かしらの悩みを解決したいと思っています。
そのため、構成案にライバルサイトに書いている情報を網羅しつつ、不足している情報を書き足していくことで全体像が見えるようになり「この記事で読者の問題を解決できるか?」が判断できるようになります。
ブログの構成案の作り方
ここからは、ブログにおける構成案の作り方をご紹介します。
構成案の作り方(手順)
- 狙うキーワード・関連キーワード・共起語を調べる
- Yahoo!知恵袋で検索する
- ライバルサイトに書いていること・ペルソナを書き出す
- ペルソナを深掘りする
- 記事の魅力・信憑性を書く
- タイトルを決める
上記をもとに、当ブログでは下記のような構成案を作っています。
【狙うキーワード】
(例:お弁当 簡単)
【関連キーワード(Ubersuggestで検索)】
(例:「お弁当 簡単 早い」など上位5つを記入)
【共起語(共起語サイトで検索)】
(5〜10個ほど記入)
【読者が知りたい情報(Yahoo知恵袋で検索)】
(例:安くて美味しいおかずを教えてほしい→から揚げ・しょうが焼き・ナムル)
・
・
・
【ライバルサイトに書いていること】
(追加したい情報も記入)
【ライバルサイトのペルソナ】
(誰が検索しているか?)
【実在する人物だと誰?】
【生存欲求・社会欲求・自己欲求】
・生存欲求:(例:健康的に過ごしたい)
・社会欲求:(例:出勤前に少しでも余裕がほしい)
・自己欲求:(例:バタバタしたくない、おかずのバリエーションを増やしたい)
【本音とタテマエ】
・タテマエ:(例:美味しそうなお弁当を作りたい)
・本音:(例:楽に、あまりお金をかかけず、手抜きに見えないお弁当を作りたい)
【商品・サービス購入時の基準】
(価格or品質など)
【この記事を読むと、どうなるか?】
(例:短時間で美味しいお弁当が作れる&朝 余裕が生まれる)
【この記事を書いた人】
(例:毎日お弁当を作るフルタイムワーカー)
【ライバルサイトのタイトル】
<1位>
<2位>
<3位>
【本記事のタイトル】
くわしく解説します。
当ブログの構成案は、佐藤誠一さんのYouTube「Webライターの仕事風景【記事を書いているところを見せます】」を基に作成しております。
とても分かりやすい動画を公開されていますので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/d_YUMHQPo18
手順① 狙うキーワード・関連キーワード・共起語を調べる
まずは、Google検索の上位表示を狙うための「キーワード」を選定します。
ブログアクセスを伸ばすためには、ある程度の回数 検索されているキーワードを狙う必要があります。
狙うべきキーワードの選び方は、下記の記事をご覧ください。
関連キーワード
狙うキーワードが決まったら「Ubersuggest」の検索窓にキーワードを入力し「キーワード候補」表示されたキーワードを5つほど構成案に書き込みましょう。
ここでピックアップした関連キーワードを記事内(見出しや文中)に意識的に入れて書くことで、記事のSEO評価がUPします。
共起語
共起語とは「キーワードと合わせて使われている確率が高いワード」のことです。
共起語サイトに手順①で選定したキーワードを入力し、5〜10個ほどピックアップしましょう。
手順② Yahoo!知恵袋で検索する
続いて「Yahoo!知恵袋」でキーワードを入力して読者が知りたいと思っていることをチェックし、質問と答えを要約して構成案に記入します。
【注意】Yahoo!知恵袋の検索結果の上位3〜4つは「広告」が表示されているため、上から5つ目あたりの質問に目を通しましょう。
手順③ ライバルサイトに書いていること・ペルソナを書き出す
続いて、ライバルサイトに書いていることと、ライバルサイトのペルソナを書き出します。
ペルソナとは?
実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、職業、年収、家族構成、ライフスタイルなど、リアリティのある詳細な情報(設定)を指します。
Google検索でキーワードを入力し、検索結果に表示された上位5つほどのサイトに書かれている記事の内容を網羅的に書き出しましょう。
(例)
【h2】簡単・基本のお弁当|15分で3品のおかず完成
・レンジで時短!定番から揚げ弁当のレシピ
・香味レンジカラアゲのレシピ(リンク)
・小ネギ入りマヨ卵焼きのレシピ(リンク)
・ピーマンのうま味ナムルのレシピ(リンク)
【h2】定番・しょうが焼き弁当
・豚のしょうが焼き風炒めのレシピ(リンク)
・れんこんと人参のレンジきんぴらのレシピ(リンク)
……
なお、ここで記入した内容を記事作成時に丸ごとコピペすることで記事作成の時短になるため、ライバルサイトの内容を丸々写すのではなく、自分の言葉に置き換えて要約しましょう。
ライバルサイトのペルソナ
ライバルサイトの記事を読んでいると、ライバルサイトが想定している「ペルソナ」が見えてきます。
サイトによってペルソナが異なる場合がありますが、その中でも「誰に向けて書きたいか」を考え、一人ピックアップしましょう。
手順④ ペルソナを深掘りする
次に、手順③でピックアップしたペルソナに当てはまる身近な人物を一人決めましょう。
具体的には下記に該当する人をペルソナに設定すると、記事が書きやすくなるためおすすめです。
- 友達
- 同僚
- 家族
- 過去の自分
生存欲求・社会欲求・自己欲求
ここではペルソナを深く掘り下げていきます。
キーワード検索をする読者の悩みを解決するにあたって、読者がどのようになりたいと考えているかを記入しましょう。(下記参照)
生存欲求 | 生きるために満たしたい欲求 |
社会欲求 | 社会でより良く生きていくための欲求 |
自己欲求 | 自分の中で解決したいこと |
「生存欲求・社会欲求・自己欲求」のすべてを記入する必要はありませんが、想像できる内容は記入しましょう。
なお、ここのあたりは「検索意図」を把握する必要があります。くわしくは下記をご覧ください。
本音とタテマエ
ここでは、検索ユーザーの本音とタテマエをイメージし、記入します。
例えば「お弁当 簡単」というキーワードで検索するユーザーのタテマエは「美味しそうなお弁当を作りたい」、本音は「楽に、あまりお金をかかけず、手抜きに見えないお弁当を作りたい」といった感じです。
商品・サービス購入時の基準(価格or品質など)
続いて、想定読者が商品・サービスを利用(購入)する際の基準をイメージして記入しましょう。
これから執筆する記事で商品やサービスを紹介する際、どちらを重視して書くべきかを決める判断材料となります。
手順⑤ 記事の魅力・信憑性を書く
続いて「この記事を読むと、どうなるか?」と「この記事を書いた人」を書き込みましょう。
この記事を読むと、どうなるか?
「この記事を読むと、どうなるか?」という部分は、ブログでいう「ゴール」にあたります。
例えば「短時間で美味しいお弁当が作れる&朝 余裕が生まれる」や「簡単にレシピ検索ができるアプリを使うことで、お弁当作りがラクになる」などを記入しましょう。
この記事を書いた人
「この記事を書いた人」の部分では、記事の信憑性を高めるためにあなたの実績を記入しましょう。
ここで記入した内容は、ブログのリード文に記載すると記事を読み進めてもらえる確率がグンと高くなります。
手順⑥ タイトルを決める
最後に検索結果に表示されている上位3つのサイト(ライバルサイト)のタイトルをそのままコピペして眺めてみると、色々と共通点が見えてきます。(共通の言葉が使われている、数字が使われているなど)
ライバルサイトのタイトルを参考にしつつ、下記のポイントを押さえたタイトルを付けてみましょう。
- 32字以内におさめる
- キーワードを含める
- 記事内容を要約する
- 数字などで読者の気を引く
ブログの構成案を作るときの3つのコツ
最後に、構成案の作り方で大切な3つのコツをご紹介します。
- 想定読者は身近にいる人を設定する
- 検索ニーズの回答以外は省く
- 本文が長くなる場合は見出しを増やす
順に解説します。
コツ① 想定読者は身近にいる人を設定する
1つ目のコツは「想定読者(ペルソナ)は身近な人を設定する」です。
よく「ブログを書くときはペルソナを設定しよう」といいますが、架空の人物を想像するよりも実際に身近にいる人に向けて書く方が設定がブレにくく、よりリアルで深い記事が書けるようになります。
例えば「おすすめの漫画」を紹介する場合、全国民に向けて書くのと、あなたの親友に書くのとでは、親友に向けて書く方が内容や伝え方をイメージしやすいですね。
また、ペルソナに該当する人がいない場合は「過去の自分」に向けて書いてもOKです。ペルソナに関するくわしい内容は、下記の記事をご覧ください。
コツ② 検索ニーズの回答以外は省く
2つ目のコツは「検索ニーズの回答以外は省く」です。
文中で「Google検索を行うユーザーは、悩みを解決したくて検索している」と紹介しましたが、同時に「はやく答えを知りたい(問題を解決したい)」とも思っています。
そのため、読者の問題解決に必要な情報を厳選し、わかりやすくまとめてあげると(読者の)満足度は高くなるはずです。
例えば「ブログ 構成案 作り方」で検索したユーザーに対して「ブログの苦労話」などを伝えても、的外れになる可能性が高いですね。
検索ニーズ以外の情報は省きましょう。
コツ③ 本文が長くなる場合は見出しを増やす
3つ目のコツは「本文が長くなる場合は見出しを増やす」です。
スマホが普及した現代では、モバイルからのアクセスが大半を占めています。
長文が続くと読者は飽きてしまうため、見出し化してまとめ、読みやすい記事になるよう意識しましょう。
まとめ:構成案の作り方を基にして記事の質をあげよう!
今回は、ブログの構成案の作り方やコツをご紹介しました。
構成案を作る理由は下記の2つで、
- 自分:ゴールまで迷わずに書き終えるため
- 読者:悩みを解決し、満足してもらうため
構成案の作り方は下記のとおりです。
構成案の作り方(手順)
- 狙うキーワード・関連キーワード・共起語を調べる
- Yahoo!知恵袋で検索する
- ライバルサイトに書いていること・ペルソナを書き出す
- ペルソナを深掘りする
- 記事の魅力・信憑性を書く
- タイトルを決める
本記事で紹介した手順にそって構成案を作ることで、記事の内容がブレることなく、読者の悩みを解決する記事(質の高い記事)が書けるようになります。
慣れるまでは時間がかかる作業ですが、本数を重ねて定着させ、質の良い記事を書いていきましょう。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。