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ブログ初心者であっても、10個のコツをおさえることで SEOライティングができるようになります。
本記事は5分で読めます。少しの間、お付き合いください。
SEOライティングとは「読者＋検索エンジンに伝わる書き方」
SEOライティングとは、SEO（検索エンジン最適化）を意識した記事の書き方 の事です。
わかりやすく言うと「検索エンジンに上位表示させるためのライティング方法」ですね。
ブログライティングでは読者の悩みを解決する記事が評価されますが、さらに検索エンジンにも内容を評価してもらえるようにするのが「SEOライティング」です。
- 読者目線
- 検索エンジン対策
上記の2つは関連しており「読者の評価が高く、検索エンジンにもわかりやすい記事」が上位に表示されています。
読者に評価されるSEOライティングの方法
読者に評価されるSEOライティングは、以下の方法で書かれています。
- SEOキーワードを選定する
- 検索キーワードから検索意図を読み取る
- ゴールを設定する
- コンテンツを設計する
- ライティングをする
- 同じ語尾を続けない
それぞれ解説します。
①SEOキーワードを選定する
まずは「SEOキーワード（上位表示を狙うキーワード）」を選びます。
ここで大切なポイントは「検索需要」です。
基本的には、検索需要が多いほどアクセスUPが見込めますが、初めのうちは「検索需要が少なすぎず、多すぎない」キーワードを選びましょう。
- 検索需要がない：誰にも読まれない
- 検索需要が多い：ライバル記事に勝てない
初心者が選ぶべきSEOキーワードは「【ブログ】キーワードの選び方」にて解説しています。
キーワード選定をまちがえると、いくら記事を書いても検索流入は増えません。
読者が実際にGoogleに入力する検索キーワードの中から、自分がライバル記事より有益な情報を提供できるものを探しましょう。
②検索キーワードから検索意図を読み取る
SEOライティングでは、ユーザーの検索意図を意識してライティングする必要があります。
検索意図とは「なぜそのキーワードで検索したのか」ということです。
- 悩み
- 疑問
- 知りたいこと
- 願望
これらの要素を考えながら調査し、過不足なくコンテンツにすることで読者の満足度は高くなります。
例えば「ブログ 稼ぐ」というキーワードで検索する場合、下記のような検索意図が考えられます。
- これからブログで稼いでみたい
- どのようにブログで稼ぐのか知りたい
- ブログで稼げないから対処法を知りたい
このような検索意図をくみ取り、ズレることなく網羅的にこたえる記事を書く…といった感じです。
なお、検索意図を知る方法は「SEOで検索意図が大切な理由」にて解説しています。
③ゴールを設定する
続いて、ブログ記事の「ゴール」を設定します。
ブログでいう「ゴール」とは「◯◯することで解決する」「◯◯というサービスを利用することで解決する」ということですね。
具体的には下記のようなものがあります。
- スキマ時間でダイエットしたい人に向けてオンライン・ヨガを紹介
- 投資に関する最新情報が欲しい人に向けてメルマガを紹介
- 体毛が濃くて悩んでいる人に向けて脱毛器を紹介
ここで設定するゴールによって、ブロガーにとっても下記を得ることができます。
- 新規顧客の獲得
- メルマガの登録
- アフィリエイトによる収益化
④コンテンツを設計する
ブログ記事を書く前に「構成案」を作ることで、読者とゴールの橋渡しができるようになります。
ブログの構成案は「設計図」のようなもので、プロでも必ず構成案を作成して執筆しています。
あらかじめ全体のアウトラインが決まっていると、検索意図をすべて満たした記事が書ける＋ブロガーにとっても本文が書きやすく、モレやダブりを防止するメリットがあります。
コンテンツの全体設計を行い、本文を書くクセをつけましょう。
⑤ライティングをする
いよいよライティングに入りますが、前章で作成したアウトラインに沿って、読者にとって有益な情報を書いていきましょう。
その際、以下2点を意識すると読者にとってより読みやすい記事になります。
- 適切な接続詞を使う
- 1文に1つのメッセージ
それぞれ解説します。
適切な接続詞を使い論理構造を明確にする
分かりやすい文章にするため、適切な接続詞を使いましょう。
- しかし（逆説）
- そのため（理由）
- また（並列）
- ちなみに（補足）
基本的なことですが「読みやすさ」に直結する要素なので、正しく使って論理構造を明確にしましょう。
1文に1つのメッセージを（伝えたいことを詰め込みすぎない）
1文に1つのメッセージだけにすることも大切です。
特にブログ初心者のうちは、ひとつの文に伝えたいことをたくさん詰め込んでしまいます。
長文になると意味を捉えにくくなり、「結局なにが言いたかったのだろう」ということが起こります。
⑥同じ語尾を続けない
本文中では同じ語尾を続けないことにも注意しましょう。
「～です」「～ます」という語尾が2回、3回と続くとリズムが悪くなります。
体言止めを挟んだり、疑問文を挟むことで読みやすさがアップします。
以上、ここまで6つのステップでSEOライティングの基本的な方法を解説してきました。
続いて、もう少しテクニカルなコツも含めて、SEO上位表示される記事の作り方を紹介します。
コンテンツ制作のSEO対策【10個のコツ】
ブログ記事（コンテンツ）を制作する際のSEO対策のコツをご紹介します。
- 読者に向き合う
- 冒頭で結論を伝える
- 共起語を使う
- 代名詞を使わない
- オリジナル要素を入れる
- 箇条書きなどを使い読みやすくする
- タイトルやディスクリプションにキーワードを含める
- 見出しにもキーワードを含める
- 画像（altタグ）を最適化する
- パーマリンクを分かりやすく設定する
検索エンジンはシステム上、まだ人間のように文章を理解することはできません。
「読者にも、Googleにもわかりやすい記事」を目指しましょう。
ひとつずつ、解説します。
コツ①読者に向き合う
SEOライティングの1つ目のコツは「読者に向き合う」です。
記事の前半でも解説しましたが、究極的には「読者に満足される記事」が書ければSEO評価は高くなります。
SEOライティングを行う際も「Googleを攻略しよう」という気持ちより「読者に向き合おう」と考えることが正解です。
コツ②冒頭で結論を伝える
2つ目のコツは「冒頭で結論を伝える」です。
読者は記事を「流し読み」しており、悩みや疑問を早く解消したいと考えています。
（内容によっては前提知識や用語の解説が必要なケースもありますが）ブログの本文は結論ファーストで書き、早い段階で「答え」を伝えましょう。
ちなみに「PREP法」というライティング法を使うことで、内容を伝わりやすい＋主張を受け入れやすい文章が書けるようになります。
-
P：結論
-
R：理由
-
E：具体例、事実
-
P：結論
見出しごとにPREP法を繰り返して書いてみましょう。
コツ③共起語を使う
SEOライティングの3つ目のコツは「共起語を使う」です。
共起語とは「特定のキーワードと一緒に使われることが多い単語」をいい、例えば「SEOライティング」というキーワードの共起語には、以下のようなものがあります。
- 検索
- 記事
- キーワード
積極的に見出しや本文に含ませることで、読者の検索意図に近いコンテンツだと判断されやすくなります。
本文の流れが不自然にならない範囲で盛り込んでいきましょう。
コツ④代名詞を使わない
SEOライティングでは、代名詞を使わない方がベターです。
理由としては、現在の検索エンジンAIでは代名詞が指すものを理解できないからですね。
- これ
- それ
- あれ
上記のような代名詞は使わず、名称を書きましょう。
コツ⑤オリジナル要素を入れる
近年のSEOライティングでは「オリジナル要素」が重視されています。
なぜなら同じような内容の記事ばかりが上位に表示されていると、読者にとっては面白みがない（満足できない）からですね。
網羅性がありつつ「その記事にしかない情報」もSEO効果を高めます。
- 自分の体験談を書く
- 自分なりの考察を書く
- アンケート結果を書く
- インタビュー内容を書く
- オリジナルの図表や手書きメモを挿入する
上記のような内容を入れ、オリジナリティを出しましょう。
特に成功談・失敗談などの経験は、読者にとっても知りたい内容であり、貴重な情報です。
コツ⑥箇条書きなどを使い読みやすい記事に
続いてのコツは「箇条書きなどを使い、読みやすくすること」です。
ブログライティングは「箇条書き」などを使うことで、グンと読みやすくなります。
また、箇条書きは読みやすさだけでなく、アイキャッチとして注意を引くこともできます。
重要な項目をあえて箇条書きにしてみるのも効果的です。
コツ⑦タイトルやディスクリプションにキーワードを含める
SEO対策の基礎的なポイントですが、タイトル・メタディスクリプションにキーワードを入れましょう。
特にタイトルは重要で、読者にとって「知りたい情報が書かれているかどうか」の第一の判断材料となります。
また、Googleにとっても同じで、キーワードに対する答えが書いてあるかを判断する材料となります。
タイトルの前半部分にメインキーワードを入れ、読者にもGoogleにも記事内容を明確に伝えましょう。
また、メタディスクリプションにはクリック率を高める効果があります。
ブログタイトルに関しては「ブログタイトルの付け方」を、メタディスクリプションに関しては「メタディスクリプションの書き方」をご覧ください。
コツ⑧見出しにもキーワードを含める
SEOライティングの8つ目のコツは「見出しにもキーワードを含める」です。
SEOライティングにおいて「見出し」はタイトルの次に重要なポイントです。
h2、h3のタグにも積極的にキーワードを含めましょう。
また、タイトルに入りきらなかった「関連語」「共起語」を見出しに入れることで、さらにSEO効果は高くなります。
コツ⑨画像（altタグ）を最適化する
記事中にはいくつかのアイキャッチ画像を使うのがおすすめです。
その際、画像にaltタグを設定し、Googleに「何の画像か」を示しましょう。
画像のaltタグを設定することで、Google画像検索からの流入も見込めるようになり、画像が表示されなかった場合でも何の画像かを読者が正しく認識できるようになります。
コツ⑩パーマリンクをわかりやすく設定する
最後は「パーマリンクをわかりやすく設定する」です。
パーマリンクとはURLの後半部分のことで、読者にとってもGoogleにとっても内容が分かりやすいパーマリンクを推奨しています。
例えば「ブログの始め方」について書いた記事だと、下記の例では（A）の方が内容をイメージしやすいですね。
- （A）https://〇〇.com/how-to-start-blog
- （B）https://○○.com/54123abcd
なお、URLを途中で変更するのはSEO評価をリセットすることになるため、一つ一つの記事で忘れずに設定しましょう。
コンテンツの文字数とSEOの関係
SEOライティングにおいて、文字数は間接的にSEO効果を高めます。
「長文だからSEO評価が高い」という直接的な効果はなく、読者満足度が高い記事はある程度ボリュームがあるため結果的に長文記事が上位表示されています。
ひとつの目安として、上位表示ページの平均は約4,000～5,000文字だったという調査結果があります。
当然ながら、メインキーワードに関係がない内容で文字数を増やすのはNGです。
ユーザーの検索意図を読み取り、網羅的に、かつオリジナリティも加えた記事を書くように意識していくと、自然にボリュームが出てくるものです。
SEOライティングを学ぶおすすめの本
SEOライティングの方法をもっとくわしく知りたい方は、本を読んで学びましょう。
ブログでは書ききれない情報が書かれており、とても勉強になります。（私自身も本からたくさんの知識を得ました。）
初心者にもわかりやすいおすすめの本は、下記です。
インターネット上に公開されている情報だけでは理解しきれなかった部分などが分かるようになり、「○○の本質は、●●だったんだ…！」という発見が多い一冊です。
まとめ：SEOライティングのコツをおさえて上位表示を目指そう
今回は、SEOライティングの本質と具体的なコツを解説しました。
要点をまとめると、以下のとおりです。
- SEOライティング：読者と検索エンジン両方に伝わる書き方
- 読者の検索意図を満たす有益な記事が上位表示される
- 執筆前に検索意図を把握し、記事設計をする
- PREP法を使い、結論ファーストで執筆する
- タイトル、見出しには必ずキーワードを含める
- SEOライティングをすると自然と長文になる
上記のポイントとあわせて、細かなSEOライティングのコツも紹介しました。
- オリジナル要素を入れる
- 箇条書きで要点を分かりやすく書く
- パーマリンクを最適化する
SEOライティングのコツは、本質的に「読者のためになる施策」ばかりです。
年に何度か行われるGoogleアップデートがあっても「読者満足度の高い記事が上位表示される」という基本システムは変わりません。
今回の記事内容を参考に、読者にとって有益な記事をライティングしていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
